

(おぶち)
我が家では2020年の2月から「放置型アメリカ株投資」を始めました。

VTIを購入する手続きはあなたにまかせっきりだったけど、具体的にどうやったの?

(おぶち)
実際のネット証券の画面を見ながら教えるよ!
今回は、株やETFの購入がはじめての方を対象に、楽天証券の画面上でどうやってVTIを買うか、実例をもとに説明します。
私、小淵(おぶち)が実際にやっている操作を紹介するので、はじめての方も同じことをすればちゃんとVTIが買えますよ。
目次
口座開設&入金
ごめんなさい! 今回の記事では、この部分は割愛します。
すでにネット証券に証券口座を持っていて、入金を済ませている方を対象とさせていただきます。
銘柄を検索
まずはログイン
自分のログインIDとパスワードを入れてログインしましょう。すべての取引の最初に行います。
※楽天証券のサイトでは、セキュリティの関係で、25分間操作が無いと自動的にログアウトされるようになっています。面倒ですがそのつどログインし直す必要があります。
銘柄を検索

画面上部にある、[銘柄・用語を入力]の欄に、VTIと入れましょう。
すると、上のGIFアニメのようにサジェストが出てきます。
サジェストの中から、バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)を選択します。
すると、個別銘柄のページに移動します。
いざ、買い注文

現在値をチェック
まずは、現在のVTIの現在値を確認しましょう。下の画像の時点では、約136ドルとなっています。
※現在値とは、VTIの1個あたりの今の瞬間の価値のことです。
ちなみに、ニューヨーク証券取引所の取引時間中(営業時間中)であれば、現在地は刻々と変化しています。「情報更新」ボタンを押すと現在値が最新のものに置きかわります。
[買い]ボタンを押します。
次に、注文画面にうつります。
支払いに使える金額を確認

今のあなたの証券口座に、現金がいくら残っているかを確認します。
これからVTIを購入するのに、円貨決済をするか外貨決済(ドル決済)をするかで、見るべきところが変わってきます。
円で購入する場合、[円貨買付可能額]の金額をたしかめましょう。
ドルで購入する場合、[外貨買付可能額]の金額をたしかめましょう。
ここに表示された金額が、今からVTIの購入をするのに使える最大値です。
そのうち何円分購入するかを考える
今のあなたの買付可能額のうち、いくらを使ってVTIを購入しますか?
ここでは例として、(円貨決済するとして)100万円まで使う場合を考えます。
いくらで買いたいか
VTIは、この画像のとき1個136ドルです。あなたはいくらで買いたいですか?
できるだけ安く買いたいですよね? 135ドル? 130ドル? 100ドル? 好きに決めていいんです。
このあと少し下落するのを期待して、ここでは130ドルで買いたい! と思ったとしましょう。
買える数量をざっくりと計算
さて、支払い上限額を100万円、購入単価を130ドルと決めました。
では買える数量をざっくりと計算してみましょう。次の計算式を電卓でたたけばすぐにわかります。
1,000,000 ÷ 130 ÷ 今のドル円(ここでは108円)≒71
71個くらい買えるなあ、とざっくりわかりました!
※なぜ「ざっくり」なのか? 1円単位ピッタリで買いたいんだけど? 残念ながらそれは無理です。なぜならVTIもドル円も刻々と変化しているからです。また、買付が成立したときに引かれる手数料もあります。
※さらには、証券会社が操作して、指定した価格よりやや安く購入することもあります(勝手に高く買いが成立することはないのでご安心を)。そのため、ざっくりとした計算しか意味が無いんです。それでいいんです。
いざ、買い注文 その2
ここまでは大丈夫ですね。あと少しで買い注文を出すのは完了です!
必要事項を入力

[数量]欄に、先ほど決めた71を入力します。
[価格]欄で[指値]を選び、先ほど決めた130を入力します。
※[成行]は、価格を指定しない注文方法です。想定外に高い価格で買ってしまう可能性があるので、指値注文のほうをおすすめします。
[執行条件]欄で[本日中]を選択します。
※明日以降もっと先まで買い注文を有効にしておきたいときは、将来の日付を選んでも大丈夫です。
[決済方法]で[円貨決済]を選びます。
[口座]で[特定]を選びます。
[確認]ボタンを押します。
これで次の買い注文/確認画面にうつります。
「購買余力が~円不足しています」という旨のエラーメッセージが出た場合は、お金がたりていません。[数量]を減らして入力しなおし、もう一度[確認]を押してみてください。
暗証番号を入れて注文完了

注文内容を確認します。[予想受渡代金]が、あなたが今回負担する金額です。
まちがいが無ければ[取引暗証番号]を入力し、[注文]ボタンを押します。
これで買い注文は完了です! 自動的に「買い注文/受付完了」の画面にうつります。
「約定」したかどうかを確認
まだこの時点では、買い注文を出しただけであり、購入が完了したかどうかはわかりません。[注文照会・訂正・取消]タブを押して、注文照会画面にうつりましょう。先ほどの買い注文の状況を確認できます。

購入が完了する(売買取引が成立する)ことを、「約定(やくじょう)」といいます。約定した時点で、VTIがあなたのものになるのです!
約定したかどうかを、この画面で確認します。
[状況]欄が[執行待ち]となっている場合、まだ購入はできていません。指定した価格(指値)まで到達するのを待っている状態です。
[状況]欄が[取消済(出来無)]や[出来ず(出来無)]となっている場合、購入はできず、しかも買い注文は取り消されました。買いたい場合は、あらためて買い注文をしなおす必要があります。
[状況]欄が[約定]となっている場合、購入成立です。お疲れ様でした!

これだけ? 意外とカンタンなのね。

(おぶち)
そうだよ。
ちなみに、株価が上昇しつつあるときは(上昇トレンド)、現在値より高い価格で指値注文を出せば、たいてい一瞬で約定する。
逆に現在値より低く指値を入れれば、その価格まで株価が下がらなければ、なかなか約定せず待たされることもある。

へ~。

(おぶち)
そういうときは指値を下げる変更もできるよ。この画面の[訂正]から先にすすめばいい。
次からは、君がやってみる?

いいえ、あなたに任せるわ!

(おぶち)
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