なぜVTIに投資していると25年で5,000万円たまるのか? かわりやすい計算で解説【Excelで計算】

2020/03/16

「放置型」解説

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2020年7月6日、タイトルと記事の一部を修正しました。

小淵の顔
小淵
(おぶち)

たしかにわかりにくかったね。じゃあ教えよう。

妻の顔

難しい数学だったら聞かないよ?

小淵の顔
小淵
(おぶち)

大丈夫、誰にでも理解できるかんたんな計算だから!

今回は、VTIを長期間保有することによって、どのくらいのはやさで資産が増えていくかを説明します。

基本的にかけ算とたし算だけで計算できるので、だれでも理解できるはずです。しかもみなさんで確認の計算もできます。

CAUTION

なお、この記事ではVTIの年平均利回りを8.1%として計算することにします。

CAUTION

8.1%の年平均利回りを保証するものではありません。切り取る期間によって利回りの計算結果は変わります。また、未来もそうなるかは誰にもわかりません。

どうやってふえていく?

1年目は100万円が108万円に

ではまず、VTIを100万円分購入したことを例に考えてみましょう。

投資の世界にとびこんだあなたは、投資生活1年目の1月に100万円分のVTIを購入しました。

その後、追加購入も売却もせずに約1年がたちました。VTIの評価額はどうなっているでしょうか。

1年目の12月、ネット証券のウェブサイトを確認すると、VTIの評価額が108万1千円になっていました

これが利回り8.1%ということです。利回りを8.1%と計算していますから、100万円 × 8.1% = 81,000円 がふえる金額ですよね。それを元金である100万円にたして、108万1千円と計算できます。

※計算を簡略化して、100万円 × 108.1%(1.081) = 108.1万円 としてももちろん間違いではありませんよ。

※この記事では千円以下を適宜四捨五入して説明します。

2年目から5年目はじわじわふえる

さて2年目です。

2年目のお正月、108万円です。これが1年で8.1%アップするのですから、

2年目の年末、約117万円になりました。(前年から約8.8万円アップ)

計算は108万円 × 8.1% + 108万円 = 117万円です。

このように、前の年の評価額に108.1%(1.081)をかけ算していけば、翌年の金額がみちびきだせるのです。

3年目の年末には、約126万円になりました。(前年から約9.5万円アップ)

4年目の年末、約137万円。(前年から約10.2万円アップ)

5年目の年末、約148万円。(前年から約11万円アップ)

こうして計算していくことで、5年間の運用結果がシミュレーションできました。

貯金の100万円をVTIという形に変えたことで、5年間なにもしなくてもあなたの財産は148万円の価値に成長したのです。

さらには、ふえかたがふえていくという特徴にもお気づきになったかと思います。ふえた利益がまたつぎの利益を生みだしていくためこうなるのです。毎年一定額がふえるのではなく、ふえる額もふえていくのが特徴です。

※これを"複利の力"です。

10年~20年は一気にふえる!

さて、前の年の結果に108.1%をかければ将来の結果がシミュレーションできるということがわかりました。これ以降は、(ずっと電卓をたたいてもいいですが)表計算ソフトでもっと先までいっきに調べてみましょう。

※ExcelやGoogleスプレッドシートを使って、どなたでも同じ計算ができます。画像にあるように、最初にB2セルに1,000,000を入れ、B3セルに計算式を入れて下までコピーすればあっという間です。

最初の投入資金がたった100万円なのに、

5年で約148万円

10年で約219万円

20年で約475万円

はじめ100万円だったVTIが、20年経つと475万円の価値をもつようになっているのです! これが「放置型アメリカ株投資」の威力です。

50年目には0.5億円にせまる

同じ計算を、50年先まですすめてみましょう。

30年で約1,035万円

40年で約2,254万円

50年で約4,912万円

と、こうなるわけです。100万円が50年で5,000万円近くになります。まさかとお思いなら、100万に108.1%を50回かけて確認してみてください。

まだまだ! 追加購入のブースター

2年目以降、毎年60万円分追加購入

ここまでは、最初の年に100万円を投資して放置する、それだけでした。(それでもじゅうぶん実りのある投資方法だとは思います)

しかしさらに話をすすめて、冒頭の妻の疑問である、2年目以降60万円ずつ追加投資するという計算をしてみましょう。

表計算のつくりかたは色々ありますが、こんなふうにしてみました。

まずは1年目を見てみましょう。「① 当年投入金額」が100万円で、利回り8.1%の利益がのって、「⑤ 運用結果(当年残高)」が108.1万円となります。これはすでに説明したとおりですね。

2年目は、前年の108.1万円に60万円分追加購入するわけですから、合計168.1万円が元金(③ 運用資金合計)となります。これが108.1%にふえて181.7万円になるという計算です。

以降、前年の運用結果に60万円をたした金額が108.1%にふえていく、これのくりかえしです。

5年目に約440.3万円

10年目に約1,031.2万円

となります! 

追加購入しない場合は、1,000万円に到達するのに30年かかります。2年目以降毎年60万円ずつ追加購入していけば、それが10年目に訪れるのです。

このスピード感、まさにブースターのようではありませんか。

50年目までのシミュレーション

さいごに、50年目までのVTIの価値のふえかたのシミュレーションを掲載しておわります。

※ここでは、毎年60万円の追加購入を30年目までとました。31年目以降は追加購入0円で計算しています。サラリーマンとしての収入が無くなる時期(退職の時期)をイメージしています。

20年目に約3,191万円

30年目に約7,898万円

40年目に約1.7億円

50年目に約3.7億円

20~30年をあえて表示したのにはわけがあります。

おおよそ5,000~6,000万円分まで株式資産(ここではVTI)の価値がふえれば、それ以降は、VTIを少しずつきりくずして(現金化して)生活費にあて、収入無しでも生きていくことができます。生活費を差し引いてもVTIの評価額はその後もふえていきます。

※生活費の考え方は人それぞれですので、あくまで目安です。

つまり、VTIの評価額が6,000万円くらいになったときに、あなたは仕事をリタイアしてもいいのです

妻の顔

冒頭の、25年間VTIに投資したら5,000万円になるってのがこのことなのね。納得したわ。

小淵の顔
小淵
(おぶち)

そう。さらに、35年目くらいには1億超えだ。

老後に新築の一軒家を建てることだって夢じゃないよね。

妻の顔

信じられない気もするけど、VTIが年平均8.1%でのびていけばこうなるんだよね。

小淵の顔
小淵
(おぶち)

そのとおり! 毎月5万円でも毎年60万円でもいいから、タイミングを定期的にVTIを買い増していけば、このスピード感を自分のものにできるんだ。

妻の顔

コツコツ、のんびりと、がポイントね。

小淵の顔
小淵
(おぶち)

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CAUTION

今回のシミュレーションは、あくまで"年平均"の利回りを8.1%とおいたものです。これは、ダウ平均株価の1920年8月から2020年7月の年ごとの騰落率の幾何平均です。実施は、年によっては-53%下落したり(リーマンショック)、30%上昇する年が続いたりしています。その幾何平均が8.1%です。

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東証一部上場企業に勤める平凡なサラリーマン(営業職)35歳。妻あり子無し。結婚数年目。世帯年収は約1,000万円。20代に国内株で失敗経験あり。初心者やアクティブ運用に疲れた投資家にインデックス投資をおすすめする。Twitter @obuchi35kara

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