
こんなツイートをしました。
「ある程度まとまったお金をためてから投資するほうがいい」
— 小淵(おぶち)🇺🇸VTI長期投資📈 (@obuchi35kara) June 21, 2020
という意見に、私は真っ向から反対です。少額でも始めるべきです。
なぜなら、まとまったお金(例えば1,000万円)をためている間、市場の成長の恩恵を受けられないからです。(機会損失)
貯金している間、1,000万円は1円も増えません。

うちはどうだったっけ?

(おぶち)
まとまったお金をためてから投資を始めたよ。

言ってることとやってることが違うじゃん。

(おぶち)
投資をやろうと思ってたときにはある程度まとまった貯金ができていた、という方が正しいかな。
投資をやるために貯金をしていたわけじゃないからね。
結論は?
思い立ったら今すぐ投資を始めよう。それだけです。
何をすればよいか? についてはこちらの2つの記事をごらんください。
機会損失は大きい
我が家では結婚してから数年間、特に何も考えず貯金をしてきました。

何も考えてないわけじゃないよ。将来のためでしょ?

(おぶち)
そうだね。ごめんごめん!
今年に入ってアメリカ株に投資をしようと思い立ったとき、貯金は800万円ほどになっていました。
そのため、ある程度まとまったお金を持った状態で投資をスタートしたことになります。
私たちは機会損失をしています。なぜならこの800万円は、ためていた4年間、何かに投資していればふえていたかもしれないのですから。
もしかしたら850万円や900万円になっていて、その状態から投資を始められたかもしれません。
※もちろん、減っている可能性もあるわけですが。
お金は、市場にさらしてこそ意味があります。どんなに少額でも(100円からでも)今すぐ始めることに意味があります。
特に全米株式のイデックスのような、7割の確率で価格が上昇・3割下落と言われているようなものに投資するなら、市場にさらしていない期間があることが何よりもったいないと言えるでしょう。
よくある反論
Twitterでは「少額ではもうけが少ない」「投資しても意味がいない」という意見の方も見かけます。
私としては、ちょっと同意できませんね。そんなことを言う人はあなたのことをちゃんと考えていないと思います。
1年かけて120万円ためてから投資を始めるのと、毎月10万円ずつからでも投資を始めるのとでは、同じ金額でも結果がまったく異なります。
最初の月に投資した10万円は、11ヶ月後に11万円になっているかもしれません。
2ヶ月目に投資した10万円は、10ヶ月後に10万7000円になっているかもしれません。
ちょうど1年後には、合計108万円で投資を始められるかもしれません。
――と、これは極端な架空の数字ですが、このようにできるだけ長い期間、資金を市場に晒しておくことは、意味のあることです。
ちょうど1年後に90万円に減っていたら?
それは残念ですね。当然リスクがありますので、タイミングによってはそうなることもありえます。
その可能性も含めて考えておくべきです。リスクを取るとはそういうことです。
米国株インデックスなら価格は上昇することの方が多いので、私なら早めから投資を始めます。
これはみなさん一人ひとりの考えで決めるべきことです。投資先の銘柄が値上がりに期待するなら、早めに投資する。まとまったお金が貯まるまでの間、値上がりしそうにないと思ったら、投資は先送りにする。
基本的な考え方です。
※※ちなみに、そのような値上がり・値下がりのタイミングを読むこと自体が難しいです。しかもたいてい的中しません。

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