インデックス投資をするのに学歴は不要。お金もかけなくていい【初心者向け】

2020/06/30

知識・ノウハウ

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他の記事でもくり返しのべていますが、米国株インデックス投資を実践するのに知っておかなければならないことはどれもシンプルです。

ネット証券に口座を開くことができて銀行振込などの基本的な手続きがふつうにできる方であれば誰でも、インデックス投資をやることができます。そして同じことをしている他の全員と同じだけの恩恵を受けることができます。

ところが、投資について調べようとしてインターネットをさまよっていると、実に多くの無駄な情報があふれています。

その中には、あなたからお金をせしめようとしたり、あなたの運用成績をいたずらに下げてしまうものさえあります。

いい情報も悪い情報も区別されずに転がっているため、人によっては、悪い情報にふれて影響されてしまうことがあるでしょう。

「これはいい情報でこれは悪い情報だ」なんて誰も教えてくれません。それに、いい情報だと信じて悪い情報を発信している困った人もいます。

そこで今回の記事では、長い人生をかけてインデックス投資を継続していくにあたって、個人投資家が気をつけるべき基本中の基本のスタンスを確認したいと思います。

インデックス投資に学歴はいらない

米国株インデックス投資を理解することはとても簡単です。

以下の程度の知識でじゅうぶんと言っていいでしょう。

個別銘柄を選んだり売買タイミングをはかったりして運用しても(アクティブ運用)、アメリカ経済全体の成長(市場平均)に長期的に勝つ確率は1割程度なんだよなあ。プロでもそんな低い確率なんだから、自分は全米インデックス(市場平均)に投資すればいいや。

「市場平均」だから、S&P500や全米市場に連動する投資信託かETFを買おう。かつ経費率(信託報酬)の低いほうがいいなあ。

経費率が低いといえばバンガード。投資信託なら「楽天・全米株式インデックス・ファンド」か「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」、ETFなら経費率0.03%の「VTI」か「VOO」がいいな。

自分のリスク許容度(どれだけの下落に耐えられるか)を把握して、資金を100%投資にまわすと暴落したときが怖いから、3割くらい(例)は現金で残しておこう。

リスクとは株価の上下のブレのこと。長い目で見れば期待リターンに向かって上昇していくのだから、暴落が来ても何もせず待っていればいいや。

投資信託・ETFの過去の実績を見ると、年平均利回り7%(例)と書いてあるから、まあだいたいそのくらいで資産は増えていくだろう。でもこれは過去のある期間を切り取って算出したものだから、将来の利回りを約束してくれるものではないなあ。参考程度に思っておこう。

売らずにずっと保有していよう。

労働と節約をがんばって資金をため、定期的に買い増していこう。(もしくは積立設定しておこう)

税金が優遇されるつみたてNISAやiDeCoの口座で運用しよう。その非課税枠におさまりきらないくらい資産がふえたら、あふれたぶんは"特定口座"で運用しよう。

――こんな具合に。

どうでしょう? "学"がなければいけないなんてことはまったくないのです。

こんなシンプルで誰にでも理解できる原理で、20~30年後には、運用成績で全投資家の上位10%くらいにランクインできるのが米国株インデックス投資です。

ネットにあふれる"むずかしい話"

ここまで理解していれば、あとはすべてノイズ(雑音)です。無視していいでしょう。

例えば、ETFのVTIと投信の「楽天・全米~」、どちらに投資したほうが運用成績がよいかについてむずかしい計算をしている方もいます。

そんなのわからなくたってインデックス投資はできます。どちらかを選べばいいんです。どちらのパフォーマンスがいいかわからないからインデックス投資をするのをやめておくなんて考える人がいたら、もったいなさすぎます。

※もちろん、よく知った上で投資判断することにも意味があることは否定しません。

また例えば、リスク(標準偏差)と期待リターンの数値から、何%の確率でどのくらいの暴落が起こりうるかを推定することができますが、その計算を知らなくたってインデックス投資はできます。

2009年頃にリーマンショックで-53%くらいの下落、2020年にコロナショックで-35%くらいの下落が起こっていることくらい知っておけばまあよいでしょう。

自分の資産評価額に0.53や0.35を掛け算すれば、どのくらいの額が下落するかがわかります。

もっとひどい暴落がくる可能性はおおいにあります。

自分のリスク許容度を越えてしまうようなら、上に書いたように、現金を多めに持っておくことでクッションになります。それだけです。

王道があるのみ。秘策はない

米国株インデックス投資が成功するための、一部のエリートだけが知っている秘密の戦略はありません

広く米国市場を表現する投信・ETFを持っておけば、あとは放置するだけです。

インターネットでよく見るものに「俺流ポートフォリオ」のたぐいがあります。

インデックスに個別銘柄を組み合わせたり、特定のセクターをくわえたりするものです。

要はインデックス(市場平均)のパフォーマンスを上回ろうとしてやるわけですが、そういった行動(アクティブ運用)で市場平均を上回れる確率は3割程度と言われています。また、それを20年以上にわたって上回りつづけられるのは1割以下と言われています。

9割の確率で負ける覚悟を背負ってでも、市場平均にどうしても勝たなければならない! という明確な意思があるのなら、誰も止めません。どうぞやってください。ないのなら、そういったアクティブ運用に安易に取り組むべきではないと私は考えます。

お金をかけなくていい

米国株インデックス投資は、始めるのにも継続するのにも特別な費用はかかりません。(投資資金と、証券会社への手数料以外に)

とてもシンプルなのに、なぜこんなにも多くの「俺流投資法」のような"秘策"がネット上にあふれているのでしょうか。その理由は、"秘策"発信者にあると思います。彼らの3つのタイプを紹介します。

本当にいいと思っている

発信者が、心からよかれと思っているパターンです。

その投資手法が市場平均を上回る可能性があるかどうかは、誰にも判断がつきません。(判断をつける方法があるのなら、とっくに市場平均に勝つ投資家が続出しているはずです)

とても魅力的に映ったとしても、それは印象にすぎません。

広告収入のためのエサをまいている

ブログでもYouTubeでも、広告収入をふやすにはとにかくアクセス数をふやすことが一番です。

手っ取り早くアクセス数をかせぐには、目新しいこと不安をあおることわかりやすく刺激的なこと射幸心をあおることあまり知られていないこと、こういったものをエサにして大衆を釣ることです。

真実、本当によい情報、人のためになる情報、これらは訴求力がうすく、後回しにされがちです。

情報発信者がどんな収入を得る手段を持っているかを知ることが、いい情報を見分けるヒントになるかもしれません。

その意味で、すでにフォロワー数が多かったりチャンネル登録者が多い"発信者"は、"いい情報を発信している投資家のリーダー"のように見えて、実は信者(賛同者)あつめに腐心するゴリゴリのアフィリエイターだということが、ネットの投資界隈ではままあります。

CAUTION

私、小淵も、この記事を書いている時点でTwitterのフォロワー約2,000名。ブログには広告を掲載しています。私がいい者か悪者かは、みなさん自身で判断してください。

※もちろん、フォロワー数が多くても本当にいい情報だけを発信している方もいらっしゃいます(でもとても少ないです)。派閥論争になるので紹介しませんが。

有料noteや情報商材を売りつける

直接的に何かを販売しようとする人たちもいます。

自分が集めたり分析したりした資料・情報を有料で販売すること自体は、まったく悪いことではありません。しかし、私の個人的な意見として、お金を払ってでも手に入れなければならない米国株インデックス投資に関する情報はありません

まして、どこの誰かわからない素人が書いたものには。

ではどうすべきか?

そうはいっても"いい情報"にだけあたるのは難しい。

私がおすすめしたいベストな方法は、世間の批評にさらされながらも増刷をくり返している書籍を読むことです。

この水瀬ケンイチさんの本を読んだら、ネット証券に口座を作ってインデックスを買い、放置するだけ。ブログもTwitterも見る意味はあまりないです。

読みおわった時点で初心者ではなくなり、一生もう勉強しなくていいレベルになります。

……もっと他にもオススメの本はありますが、広告を貼りすぎると墓穴をほってしまいますのでこれくらいにしておきます。

妻の顔

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東証一部上場企業に勤める平凡なサラリーマン(営業職)35歳。妻あり子無し。結婚数年目。世帯年収は約1,000万円。20代に国内株で失敗経験あり。初心者やアクティブ運用に疲れた投資家にインデックス投資をおすすめする。Twitter @obuchi35kara

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