
小淵家の資産形成において、2020年6月はおおきく動きがありました。
まずは前回6月上旬に公開したポートフォリオはこちら。

コロナショックの暴落中に何度も買い増しをつづけて、VTIがプラスに転じたんだったね。
そしてその後、TECLをすべて売却して現金化し、その資金をそのままVTIの購入にあてました。

(おぶち)
VTIの比率が保有試算全体の9割近くになりました。

VTI 100%に一気に近づいた!
と、ブログで報告したのはここまでです。
前回からの動き
TECL売却・VTI購入を報告した後、我が家では家族会議が開かれました。
議題は、
夏のボーナスをどう使うか
生活防衛費を見直すか
我が家では、投資行動を起こすのには必ず夫婦ふたりの合意にもとづかなければならないというルールがあります。
議題1:ボーナスの使いみち
我が家は、私の奨学金以外にローンはありませんので、妻も私も、ボーナスの手取りを基本的にぜんぶ使えます。
話し合いの結果、すべてVTIの購入にあてることになりました。
議題2:生活防衛費の見直し
「生活防衛費」の持ち方は、それだけで一つの大きなテーマです。
ざっくりいうと、生活に困らないために残しておく手元の現金=投資にまわさないお金のことです。
家庭によって必要な金額はことなります。生活費の3ヶ月分でいいという人もいれば、6ヶ月分だ、2年分だと、考え方によって答えは無数にあります。
家族会議では、

(おぶち)
保有資産は流動性の高い株式なんだから、いざというときは売れば現金がすぐ手に入る!
手元に残しておく現金は最小限にして、できるだけ投資に回すべきだ!
生活防衛費は生活費の3ヶ月程度でいい!

大きな災害で証券口座やATMを使えないこともある!
自分たちの急な怪我や病気、親類の急逝など、大きな出費が必要になるかもしれない!
そもそも運用中の資産に手を付けたくない!
生活防衛費は最低でも生活費の6ヶ月分は必要!
という討論を10分ほどした結果(実際はいたって穏やかでしたが)、私が折れまして、妻の意見を採用することとなりました。
それでも多くの現金を抱えすぎていましたので、余剰分は投資にまわすことになりました。
180万円をVTIに投入
というわけで、夏のボーナス+生活防衛費を見直して捻出したお金、合わせて180万円でVTIを追加購入することになりました。
保有資産の内訳
180万円分のVTIが追加されたことで、現在、VTIだけで約800万円、全体の9割以上を占めるまでになりました。

資産の状況(資金投入との比較)
現在の資産価値は約870万円です。

月別運用実績推移
今月から、こんなものも作ってみました。
資金投入の累計額と、毎月の評価額の推移です。
これを見ることで、我が家の資産形成の経過がわかるようになります。


入金と評価額がほぼイコールで、面白みがないね。

(おぶち)
うん。
でもインデックス投資のはじめたてはこんなものだよ。
そうなんです。インデックス投資の本当の力が見えてくるのは、まだまだ先です。それまでの間は、含み損と含み益を行ったり来たり……。退屈な期間が続きます。
インデックス投資を始めたばかりの頃は、なかなか資産が増えるのを実感できません。
— 小淵(おぶち)🇺🇸VTI長期投資📈 (@obuchi35kara) June 29, 2020
含み損を見るたびやらなきゃよかったと思うこともあるかもしれません。
でも5年後くらいから、複利の力を嫌というほど実感できます。
10年も経てばコロナショックでも含み損にならなくなるほどです。 pic.twitter.com/AbDmT6HTrG
これからの予定
我が家では、毎月きまってウン万円投資するとか、毎年◯月に入金するとかいうルールは特にもうけていません。
給与が何ヶ月分か、ある程度まとまった金額になったら、好きなときに証券口座に移すというやり方です。
将来は何かしらルール作りをして"定期的"にしていくかもしれませんが、今のところはこんなふうに"不定期"です。
ただし投資対象はVTIだけ。これは変えるつもりはありません。

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