Twitterやブログで投資の勉強ができると思わないほうがいいです【初心者向け】

2020/07/09

基本中の基本 知識・ノウハウ

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小淵の顔
小淵
(おぶち)

ノイズだらけだからです。

妻の顔

ノイズって?

小淵の顔
小淵
(おぶち)

よけいな情報のこと。

妻の顔

よけいな情報って?

小淵の顔
小淵
(おぶち)

インデックス投資に不必要な情報、インデックス投資の運用成績を下げる情報、運用成績はかわらないけど手間だけふえる情報……などなど。

CAUTION

この記事は、インデックス投資をつうじて資産形成しよう(お金をふやそう)としている方に向けて書いています。「投資が楽しい」とか「配当金を生活費の足しにしよう」など、投資自体が"目的"である方は読む必要はありません

"投資の勉強"の落とし穴

投資を始めよう!

そう思い立った時点で、投資をまったくしない人よりも、あなたの人生は何倍もバラ色でしょう。おめでとうございます。

その次は、どんな投資方法があるかや、どのくらいのリターンが見込めるか、などを調べ始めることと思います。度合いはどうあれ、ほとんどの人が"投資の勉強"に着手するのではないでしょうか。

それはとてもすばらしいことです。何事も先人から学ぶのがいちばんです。

小淵の顔
小淵
(おぶち)

しかし、その勉強のやり方によっては、バラ色の"色合い"が変わってきます

妻の顔

どういうこと??

Twitterやブログ、YouTubeから情報をあつめて自分の投資スタイルを決めようとする方の多くは、きっと落とし穴に落ちます。

なぜなら、インデックス投資それ自体はとてもシンプルでわかりやすいものなのに、難しく考えたり、パフォーマンスを落とさせたりする情報にあふれているからです。

そして、無意識にこれらのメディアを利用していると、そういった情報(ノイズ)に飲みこまれてしまいがちだからです。

これが今回の記事でいいたい結論です。

まともな教師なんていない

「発信者」つまり投資に関する情報を発信をしている"教師"のような立場の人をフォローして、知見を得たい。そう思うのは、投資の世界だけでなく初心者に共通の行動だと思います。(それ自体はまったく悪いことではありません)

ところが、Twitter・ブログ・YouTube界隈にいる「発信者」はほぼ全員、ただの素人です。

投資歴が長くても、有名でも、フォロワー数が多くても、ブログ村のランキングが上位でも、チャンネル登録者数が多くても、まったく関係ありません。尊敬に値するインフルエンサーはほとんどいません。

※もちろん、私も含めてです。

※投資歴が非常に長くて(少なくとも10年以上)、しっかりとしたもうけを出していれば、多少は信頼してもいいかもしれません。ただし、提示される運用実績が本物か偽物かを判断するのは、多くの場合とてもむずかしいです。

なぜなら、

彼らは、ブログやYouTubeから得る広告収入をふやすことが第一優先になっていることが多いからです。

※「案件型」のインフルエンサーもいるでしょう。例えば証券口座を開設させたら1件につきいくらもらえる、など。

彼らは、投資家のリーダーだからインフルエンサーになったのではなく、ウェブ上で収入を得るために頑張って賛同者をあつめてインフルエンサーになったという方が多いように思います。

CAUTION

極論を言っていますが、そういった判断をするのは読者のみなさん自身の仕事です。

インフルエンサーの収益構造を知るべし

ブログのアクセス数やYoutTubeの再生数がふえるほど、彼らの収入はふえます。ブログやYouTubeに誘導するには、検索で上位に表示されることをねらう以外には、Twitterから流入させるのが手っ取りばやいのです。

投資の勉強をしたくてウロウロしている大量の投資家を、自分のブログやチャンネルにあつめるのが彼らの主な目的です。右も左もわからず「初心者です」と公言しているTwitterアカウントは、彼らにとってはネギを背負ったカモに見えることでしょう。

そういった意味で、有力な(に見える)インフルエンサーほど真に資産形成に必要な情報を発信することは二の次になっている可能性が高いといえます。

そのため、

フォロワー数が多い

ブログ村ランキングが高い

チャンネル登録者数が多い

一見よき教師に見えるこういった人ほど、傾向として、厳選したノイズを声高にまき散らすだけの有名無実な存在である場合が多いです。

そんな彼らの発信する言葉を信じて自分の投資方針を決めることは、水泳を学ぶのにアメンボやオタマジャクシの動きを分析するくらいおかしなことだと、私は考えます。

じゃあどうすればいい?

「じゃあ何をしたらいいですか?」という質問自体、危険です。「搾取する側」垂涎のカモワードです。まず一旦そのネギを下ろしましょう。

しかし、手間をかけずに勉強したい。なんなら多少お金を払ってでも勉強せずに正解にたどりつきたい。そのお気持ちもわかります。

まずは私の記事を参考にしてください(無料です)。これを実践するだけです。

私もブロガーです。信用したくないならば、世間の批判にさらされてもなお増刷されていて、より体系的にまとまっている、私が信頼をおけると考えている書籍を紹介します。

※小淵にアフィリエイト収入を与えたくない方は、このボタンをタップせずに、Amazonの検索窓に直接タイトルを打ちこんでくださいね。

これを読めば、初心者ではなくなります。そして死ぬまでインデックス投資を成立させられます。あとは何も勉強しなくていいです。

ここが重要ポイントです。

この本に書かれていること以外に、知っておかなければならない秘密のテクニックや、インデックス投資をより効果的にする方法など存在しないんです。

ですから、一冊読めば初心者脱却どころか、一生困らないインデックス投資の知識が身につきます

さらに、なぜ全米株式がよいかについてはこちらの書籍が読みやすいです。

代表的なノイズ3つ

「このセクターETFが買い! この銘柄が買い!」

インデックス投資は本来、広く市場全体の株式に投資するものです。特定のセクターや特定の銘柄(会社)にしぼった投資は、アクティブな運用です。

「アクティブな運用はたいてい市場平均に勝てない」という立場に立っているからインデックス投資を始めたのに、セクターETFや個別銘柄を買ってしまう(アクティブな運用に戻ってしまう)というのは、計画がブレブレではありませんか?

Twitterやブログでは今(2020年前半)、GAFAやMicrosoft、Fastly、TESLA、Livongoなんかを買えとさけぶ人がたくさんいます。持っていないと愚かだなんていうあおりまで目にします。

"はやり"の銘柄の株価はしばらくは上げていくかもしれませんが、いずれ折り返して下降に向かうかもしれません。エンロンのように突然倒産するかもしれません。

"普通の人"は、そういった動きを事前に察知する方法がありませんし、察知できたとしてタイミングよく売り抜けられるかわかりません。(だからこそのインデックス投資だったはずです)

「高配当ETF! 高配当銘柄!」

配当金を受け取って再投資する方法はちまたにあふれていますが、資産形成のスピードは遅いと言わざるをえません。

いくつかメリットは挙げられなくもないですが、いち早く資産形成を目指すためにこの投資スタイルをとるのは、私はおすすめしません。

なぜなら、配当金(分配金)を受けとる際に、約20%が税金として差し引かれます。受けとるたびに20%分の"複利の力"を放棄していくことになるからです。

自分で選択するならまだしも、高配当で資産形成しようぜ! と他人にすすめるなんて無責任なこと、私にはできません。

人は、将来の大きな利益よりも、目先の小さな利益が魅力的に見えてしまう性質を持っています。そのため、配当金をより多く受けとれる式の投資方法が大はやりです。

健康や美容に悪いとわかっているのに甘いものを出されたら食べてしまう心理と同じです。

配当については、こちらの記事も参考にしてください。

「ドルコスト平均法!」

ドルコスト平均法、もしくは、資金があるのに一括投資せず小出しに投入していくスタイルの投資方法を、おすすめしている人は非常に多いです。

これも、せっかくの投資機会を喪失してしまう代表例です。

「全米の市場平均は長期的に上げていく」という前提に立てば、常に今が安値であるはずです。

それなのに、「来週下げるかも」「◯◯ショックがまた来るかも」と考えて資産を温存しておくと、株価の上昇するチャンスを逃してしまうことがあります。

将来下げるかもしれないことを期待して資金をとっておくのは、結局はタイミング投資であって、つまりアクティブな運用です。(マーケットのタイミングを読めるなら、はじめからアクティブ運用だけした方がいいでしょう)

全米株式は、7割の確率で株価が上がり、3割下げるといわれています。

下落を待つことで上昇気流に乗りそこねたら、もったいなさすぎます。どっちの気流にも乗って風まかせにしておくのがインデックス投資です。

全米株式のインデックス投資においては、投入可能な資金を一括投資するのがベストチョイスであると私は考えます。

※もちろん自分のリスク許容度の範囲内で。

「ノイズ=常に悪」ではない

代表的なノイズを3つご紹介しましたが、これらを一概に悪であると言っているわけではありません。ある側面ではそれぞれメリットもあります。

まず特定のセクターや銘柄にしぼる投資はアクティブ運用です。私はアクティブな運用それ自体を否定していません(できるならしたいくらい)。インデックス投資をしようと決めた人がアクティブ方向にブレていかないように警告しているに過ぎません。

高配当系は、20%ずつ複利の力を棄てる代わりに、定期的に利益を確定できます。その方が自分として"気分がいい"のなら、やればいいだけです。いいも悪いもありません。

ドルコスト法(や小出し法)は……うーん、擁護できません。やるメリットが思いつきません。リスク管理は、現金比率で調整すればいいです。こちらの記事を参考にしてください。

――こういった内容や意味を理解したうえで採用している投資家の方もいらっしゃいます。「ノイズ=常に悪」なのではなく、情報に対して無批判であることが悪だと私は思います。

なぜこんなにノイズが多いのか?

それは、インフルエンサーの収益構造と関係があります。

ブログやYouTubeに多くの人を集客するために、彼らは、投資をわかりやすく魅力的・刺激的に見せる必要があるのです。

そのために、射幸心をあおってアクティブに引きこんだり、ドルコスト法で敷居を低くしたり、配当で目先の利益が取れることを宣伝したりするのです。

もともとは証券会社の戦略です。投資家から高い手数料をとったり未経験者に口座を開設させるための甘い罠として開発された方便でしたが、今ではネットで収益を上げようとする素人たちに活用されています。

さらに問題なのは、これらを無批判に受け入れる個人投資家たちが、知らずしらずのうちにノイズを拡散する手助けをしてしまっていることです。

Twitterの私のフォロワーさんの一覧を見ると、プロフィール文に「高配当」という文字を記載している方が本当に多いです。「高配当で最速億り人」という、あべこべなことを言ってらっしゃる方までいます。

私は、"普通の人"は、全米の市場平均連動ETF(または投信)だけ買ってひたすら放置。資金ができたら買い増し。これだけをおすすめしています。このブログの最初の記事から変わっていません。

ただし人それぞれリスク許容度がことなりますので、全米株式インデックス100%だと怖いという方は、「VTIを200万円、現金を100万円」のように暴落のクッションとなる現金を合わせて持っておけばいいだけです。

これ以外にすることなんて無いんです。"普通の人"は。

もし、いろんなことをしたくなったら、あなたはもう"普通の人"とは言えません。投資が手段から目的にスライドしてきています。

それが駄目だとは言いません。自分の責任の範囲で自由にやっていいのです。私はただ警鐘を鳴らすだけです。

うまくメディアを活用しよう

「まともな人もいるぞ。小淵は全部のブロガーを知らないくせに」という個別の指摘にはこたえられません。そりゃいるでしょう。私は万能ではありません。

実際、何人かの素晴らしい投資インフルエンサーがいることは知っていますし、私が知らない中にもいらっしゃることでしょう。

それが誰かをあげつらったり詮索したりすることはいらぬ争いを生むので避けます。何より、各個人それぞれで判断できるようになることが大事です。

「誰のことを言っている?」という質問にもこたえません。本当は危険人物を一覧にして掲載したいくらいですが、主観が入りこむのでフェアではありませんし、けんかを売ることになるのでこれも差しひかえます。読者のみなさまの判断におまかせします。

ただ、特徴は挙げられます。とにかく"集客"、"信者を囲うこと"に腐心しているのが見分けるポイントです。

普段は人あたりがよいのに、たまに攻撃的になる。(暴言を吐いたり、ブロックしたり)

自分を批判する相手を徹底的に攻撃する。

"共通の敵"を作り、仲間意識を高めて信者(賛同者)を増やす。

「私のフォロワーなら理解できる」など、孤独感をくすぐって仲間意識を高め(以下同様)

対立が起こったとき、仲間内で陰口を言いなぐさめ合う。芯を喰われたくないので当事者に論理的に立ち向かうことを避ける。

よく考えればまったく意味が無いとわかる、ちょっとだけ小難しい計算を駆使してヘンテコ新理論を打ち立てる。

と、こんな具合です。より多くの大衆を味方につけるためには少数の敵を排除することはしかたないとする姿勢です。

そういった人たちをディスることによって小淵自身が"信者"をふやし、このブログのアクセス数をかせごうとしているんだろう、という指摘もあるかと思います。

「そうではない。より多くの人にインデックス投資で成功してほしいからだ」とこたえておきますが、真実かどうかは、読者のみなさまご自身で判断してくだされば結構です。

小淵に影響されすぎるのも、よくないことの1つであることは変わりありません。

さいごに

投資のスタイルを確立するのは自分自身です。他人のコピーでもいいですが、ネットにいる人を手本にするのはやめたほうがいいです。

基本的なインデックス投資の姿勢は、(前述の通り)全米の市場平均を買って放置、これだけです(私の独自理論ではない)。これに何かエッセンスを加えるのは、"普通の人"にとってはまず意味のないことです。

SNS・ブログ・YouTubeの普及によって、一般人が高品質な情報に触れられるようになったのは素晴らしいことです。しかし、低品質な情報も同じだけ流布しています。それらを見分ける能力、ネットリテラシーや金融リテラシーが求められるようになってしまいました。

耳に聞こえのいいもの、居心地のいい場所、自分を認めてくれる環境、そういったものに人は惹かれがちですが、落とし穴が待っていることもあります。

投資に限らずメディアから情報をとるときは、自分の性格や行動原理をよく知ったうえで、常に慎重であることが大事だと思います。

妻の顔

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東証一部上場企業に勤める平凡なサラリーマン(営業職)35歳。妻あり子無し。結婚数年目。世帯年収は約1,000万円。20代に国内株で失敗経験あり。初心者やアクティブ運用に疲れた投資家にインデックス投資をおすすめする。Twitter @obuchi35kara

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