<ミニ投資放談 06> 米国株インデックス投資を半年続けて感じたこと

2020/09/29

ミニ投資放談

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結婚して数年目の今年、2020年1月、妻と私は家計のお金を投資に回すことに決めました。

はじめ、個別銘柄や投信・債券などを買っていましたが、2月には投資対象を全米株式インデックスファンド「VTI」1本にしぼろうと決めました。

それから半年ちょっと経った今では、リスク資産の約98%はVTIが占めています。

ちなみに最新(本記事投稿時点)の我が家の資産状況はこちらでごらんになれます。

この半年あまりの間で、色々と気づいたことがあります。本記事では、そんな感想をだらだらしゃべりたいと思います。

貯金のようなもの

「長期投資」として始めたインデックス投資ですので、当面、売ることがありません。

我が家がインデックスファンドを売却するのは、現金が必要になったときです。

それは、家を買おうと思ったときかもしれませんし、家族が大病をして高額な医療費が必要になったときかもしれませんし、失業や、仕事を引退して生活費が入用になったときかもしれません。

それまでは、インデックスファンド(我が家ではETFのVTIか投信の楽天VTI)をただ買っていくだけで、売るつもりはありません。

今年のはじめ、それまで貯めていたお金をほぼ全額使ってVTIを買い、以降、毎月の給料からできるだけVTIを買い増ししてきました。

その後、一度もVTIを売却したことはありません。証券口座の中で、ずっと放置したままです。(評価額は上下していますが)

気持ち的には、貯金となんら変わりません。20年、30年後に見たら残高が増えている(であろう)貯金です。

そんな感覚でいいのだと思います。

当面使うお金は現金として常に残してありますので、配当金などで手元のキャッシュを増やす必要もありません。(ETFのVTIから定期的に分配金が出ますが、即、全額再投資です)

※「配当金で手元のキャッシュを増やす」と書きましたが、実際は「対象銘柄の購入でキャッシュを減らし、配当収入で少しずつキャッシュを取り返す」が正しいです。

アクティブ運用との違い

苦渋の"アクティブ投資家"時代

私は過去、20代のころに日本国内の株を対象にアクティブ運用をしていたことがあります。

※アクティブ運用とは、市場のタイミングを見計らって売買することです。

何の知識も無いまま、株式投資とはこういうものだろうと思ってやっていました。

銘柄選択は自己流でしたし、チャートを見れば将来の株価の予測が立つと本気で思っており、ゴールデンクロスとかボリンジャーバンドとかMACDなんかを"駆使"していました。

株式が分割されたらどうなるかとか、増資したらどうなるかなどという基本的なことも知らず、完全にすべてを"雰囲気"でやっていました。

小淵の顔
小淵
(おぶち)

タイムマシンがあったら当時の自分のなぐってでもやめさせたい……。

さすがに途中から多少勉強はしましたが、結局、数年やってトータルリターンがトントンか少しマイナスくらいだったので(ちゃんと覚えてすらいません)、面白くなくなってやめました。

当時は、恥ずかしながら、長期投資やインデックス投資なんていう手法があるともつゆ知らず……。今から振りかえれば、私は社会人生活の最初の10数年を無駄についやした思いです。

――アクティブ運用をしていると、"投資している実感"はすごくあります。こんな超適当なやり方でも、「オレ投資家だぜ」へへっ、という気分になれます。

そんな得意げな気分が、たいして成果が上がらない投資手法をダラダラ続けさせたのかもしれません。

しかし、フルタイムの仕事の片手間にやっているわけなので、複数の保有銘柄を監視し、日々のニュースや決算情報を追うのを面倒に感じていたのも事実です。

しかも、ニュースや決算情報がいつも期待通りに株価に反映されるわけでもないということにやがて気づきました。株価を予測する手法がほとんど役に立たないのです。

テクニカルもファンダメンタルズも、なぜか通用しないのです。

この徒労感に耐えられなくなり、あるとき全部売却しました。市場から退場したときには、肩の荷がおりたような、スッキリした気分になりました。

やめて気分がよくなるようなことって、やらない方がいいです。当たり前のことですが。

小淵の顔
小淵
(おぶち)

調べたところ、私がアクティブ運用で投資していたのと同じ数年間、S&P500は約1.5倍にふえていました。

妻の顔

大失敗だね。

小淵の顔
小淵
(おぶち)

大失敗です!

インデックス投資に切り替えた今

インデックスファンド1本、しかも長期投資(25年以上)のスタイルに落ち着いた今では、まったく違う世界が見えています。

まず、広い市場(私の場合全米)の長年の成長に期待している投資手法なので、個別銘柄や日々の値動きに一喜一憂しません

情報技術が好調だろうが、エネルギーが落ち目だろうが、関係ありません。銘柄選定をしませんので、自由な時間が増えました。

株価がどんどん上げていく個別銘柄を見ても、「ああ平均を押し上げてくれているな」と思うだけです。内心ちょっとだけうらやましく思うこともありますが、自分がその銘柄のホルダーだったとしてもどうせうまく利確できませんし、気にしないことにしています。

マーケットタイミングをはからないことにしたのも、精神衛生上かなり楽です。

大統領選がどうとか、政策金利がどうとか、ニュースは日々流れこんできますが、正直、関係ありません。それよって何か投資行動(買ったり売ったり)を決めるわけじゃないので、ニュースに神経を使いません。

と、こんな具合にストレスから開放されましたので、投資以外の日常生活を豊かに過ごすことができています。

もちろん時事ニュースは見ますが、それによって投資行動を決定づけることはありません。世情や経済環境に影響されることなく、妻も私もこれまでどおりのんびり過ごしています。

――いっぽう、"投資している実感"は薄いです。数ヶ月などの短いスパンで資産が何倍にもふえる喜びは無いですし、一か八かのヒリヒリするようなスリルも無いです。(むしろあってはいけない)

そういった楽しみは、投資と別のところで得られますし、たいてい投資よりも安価にできます。私はそれでいいです。

リスク耐性がわかった

VTIへの投資を始めた直後、コロナショックや原油価格下落に端を発する株価大暴落がおとずれました。

VTIは30%以上の下落をくらいました。

当時TECLという3倍レバレッジETFも持っていて、それは70%も下落しました。

投資元金約600万円に対して、一時、資産全体の評価額が400万円ほどまで落ちました。マイナス200万円といえば、うちの世帯年収の6分の1くらいです。

それを見て私たち夫婦は、悲観することはなく、まあこんなこともあるだろうと冷静でした。それどころか、余っていた現金をさらに投入して、どんどん買い増していったのです。

(投資初心者だった妻が、私に買い増しを提案してきたほどでした)

妻も私も、このくらいの下落には平気で耐えられることに気づきました。

結局、8月には暴落前の株価に戻りましたので、下落中に買い増しできたことは我が家の投資パフォーマンスを押し上げる結果となりました。

――リスク耐性(リスク許容度)は、人によってことなります。我が家はVTIへのフルインベストメントを始めるとき、

「世界恐慌のような-90%くらいの下落がきてもまた復活するからいいよね。放っておこう」と話していました。

それはあくまで想像で考えたリスク許容度でしたが、このコロナショックで、約-35%くらいまでは問題なく耐えられることを実感することができました。

これから20年や30年のあいだ、仕事を引退して以降も数十年、どんな暴落がおとずれるかわかりません。

リーマン級の-50%も1度くらいはあるでしょう。もっとひどいのもあるかもしれません。

それでも長期的にはもとに戻ってさらに上げていくと信じています。だからこそバイアンドホールドを続けていきます。

妻の顔

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東証一部上場企業に勤める平凡なサラリーマン(営業職)35歳。妻あり子無し。結婚数年目。世帯年収は約1,000万円。20代に国内株で失敗経験あり。初心者やアクティブ運用に疲れた投資家にインデックス投資をおすすめする。Twitter @obuchi35kara

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